目にさわやか
ふじ(藤)
・4~5月頃、淡い花びらが ふさになって垂れ下がるように咲きます。新緑の心地よい季節に さわやかに揺れます。
・つるは とても丈夫で、高い所に棚を作って、つるを はわせる「藤棚」が各地で見られます。
・花言葉は「やさしさ」「歓迎」など。
藤の花で有名な平等院。例年4月中旬~5月上旬ごろに 見ごろを迎えます。
この花房が長く垂れ下がるように咲くフジは「ノダフジ」という日本古来の種類。樹齢約300年とも伝わります。
香りがよく、満開になると芳香が対岸にまで広がります。
平等院のノダフジは「長さ良し、香り良し、色良し」と三拍子そろっているとされ、見ごろには、花房が80~90㎝にもなるそうです。
さわやかな藤色の長い花房が特徴的で、つるは時計回りに巻きます。
風に揺れ 幻想的な雰囲気を醸し出します。
万博記念公園には、二か所藤棚があります。2019年に平和のバラ園に新設されました藤棚では、いろいろな品種のカラフルなフジが楽しめます(写真は2024年)
この紫色のフジも「ノダフジ」
↑日本庭園の藤棚は、昔から変わらずの存在感です。
これは八重咲きのフジで、別名 牡丹藤(ボタンフジ)とも呼ばれます。紫色の花が玉咲きになり、鮮やかです。
花は濃い紅紫色で花房は20~30cm。おしべ10本の大部分が弁化したもので美しく咲きます。
花は薄紅色で、花房30~40cm。アカバナフジの園芸種。
珍しい品種で、咲き始めは淡紅色の花が、だんだん白色に変化します。
この写真の品種はショウワシロフジ(昭和白藤)。花は白色の小輪で、花房は長く、約60cm程度になるものもあります。
白いフジも公園等でよく見かけます。
春に山を歩いていると、野生のフジをよく見かけます。ツルを伸ばし、生命力を感じます。
※このページのフジの写真は、平等院(京都府)、万博記念公園(大阪府)を中心に撮影。
※説明は主にそれぞれの看板やパンフレット等から抜粋しています。(2024年4月掲載)
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【 サイトマップより抜粋 】
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