つばき(椿)Camellia

寒さに強い 凛とした花


つばき(椿) ツバキ科

・ツバキは主に春に咲く花で、「木」の「春」と書いて「椿」と読むように、俳句では春の季語です。今では数多くの品種があり、サザンカと交配したカンツバキ(シシガシラ)をはじめ、真冬に花を咲かせる品種も増えました。

・花言葉は「控えめなやさしさ」「理想の愛」など。

↑左:カンツバキ(シシガシラ)/右:雪中花

ツバキの花は、かたまってポトンと落ち、散った後も、庭園に映え、風情があります。(よく似たサザンカは、花びらが一枚ずつ散ります)

上の写真は梅や苔とのコントラストが美しい城南宮の庭園



様々なツバキの品種

自然交配や人工交配によって、数多くの品種が作り出され、秋から春まで長く楽しめます。一重も八重もあります。

↑左:式部/右:黒龍

↑左:赤腰蓑/右:初嵐

↑左:蜜姫/右:松笠

↑左:春曙光/右:ベティ フォイ サンダース

↑コーラルデライト・秋の山・桃割れ・匂吹雪・雲龍椿など

ツバキのつぼみ

ツバキのつぼみは、固くコロンとしています。

ツバキのおしべは、もとがくっついて筒状になっています。葉は厚く、つやがあります。

ツバキの日(1/28と2/8)

・2月8日は、長崎県五島市が制定した「つばきの日」。語呂合わせの「つ(2)ば(8)き」が由来で、椿を大事に守り育てていくことを目的としています。五島は椿油で有名です。

・1月28日は、愛媛県松山市が制定した「いい、つばきの日」です。市花であるツバキに親しみ、松山への愛着を深めてもらうことを目的としています。

ツバキの実

花が散った後は、実がなり、中に種が入っています。

ツバキの実は割れ、中にあるたねが地面に落ちます。木に残った種子のカラを集めると、工作に利用できます。

上の写真のこねずみは、ツバキのからを2枚利用しています。

ツバキの描き方はコチラヘ
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梅と椿の名所「城南宮神苑」はコチラヘ
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サザンカ
サザンカ
早春の花
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四季の花と実トップ
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