サツマイモ(sweet potato)

おいしい秋の味覚


サツマイモ(ヒルガオ科)

・原産地は中央アメリカ(中南米のメキシコ・コロンビア)。

・まれに花は咲きますが、種子がつきにくいため、一般にイモから育てたつるを植え付けます。春に植えて、秋に大きくなった根の部分を食べます。

・「サツマ」は鹿児島県の昔の呼び名で、他に、甘藷(カンショ)、琉球藷(リュウキュウイモ)等とも呼ばれます。



つる・葉

つる性多年草で、つるは地面をはい、2~3メートル以上広がります。多くの葉をつけます。

葉の柄の部分は、皮をむくときんぴらのように食べられます。

根とイモ

根の一部がサツマイモになります。サツマイモは、根がふくらんで大きくなり、デンプンをたくわえたものです。葉が光合成をしてつくり出します。

苗で育ち、根に養分がたまっているジャガイモとは、かなり様子が違っています。

根の少し上を切って掘り出します。

掘りたてのイモは甘味が少ないので、一週間ほどおくとよいです。

サツマイモは食物繊維やビタミンC等が豊富で、腸を整え、健康にも良いと言われています。

石焼き芋のように、ゆっくり加熱すると、酵素がよく働き、甘くなります。


10月13日は「サツマイモの日」:日付は10月がサツマイモの旬で、「九里より四里うまい十三里」のサツマイモの異名「十三里」から。埼玉県川越市のサツマイモ愛好家のグループ、川越いも友の会が制定。

※このページは、「小学館の図鑑NEO 野菜と果物」と「飼育と栽培(学研)」を参考にしています。


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エダマメ(黒豆狩り)
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