カキ・カキノキ(柿の木)(persimmon)

秋のごちそう


柿は落葉果実。

甘ガキと渋カキがあり、甘ガキは夏から秋の気温が涼しいと、渋味が残るので、あたたかいところで栽培されています。

一方、渋ガキはすずしい気候でも育てやすく、家庭果樹としても親しまれています。

日本には、1000を超える品種があるといわれ、形や味は様々です。



柿の花

柿の花は、初夏の5月~6月頃に開花。花びらが黄色っぽい白色で、若葉の間であまり目立ちません。

雄花と雌花があり、多くは雌雄同株で、雄花は、雌花よりも小さいです。

(上の花の写真は Adobe Stockより)

柿の赤ちゃん

花を終えると、すぐに小さな実がつきます(写真は5月)

青柿

夏の間に実がだんだん大きくなっていきます。

細長い柿もよく見かけます

秋には食べごろに

カキが実るときれいなオレンジ色に。秋らしい光景です。

油断すると、すぐ熟してしまいます。

柿の葉ずし

柿の葉はビタミンCが豊富で、ポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれ、抗菌・抗酸化作用に優れていて、食品や化粧品等にも使われています。

干し柿

渋みのある柿は干すと甘くなり、干し柿は秋の風物詩でもあります。

↑桜の庄兵衛(豊中市)の干し柿 。130個あるそうです。 

奈良や京都の紅葉の名所には、干し柿を吊るしているところもあります。



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