深まる秋 ~ 冬じたくされましたか?
暖かい地域でも、11月半ば頃までには、冬物の衣類や暖房器具等の準備をしておくと安心です。
秋のおだやかな気候が 終わりに近づき、こがらしが 吹く日も出て、冬の訪れを感じるようになります。
山々が 色づき始めます
↑黒部峡谷の紅葉(兵庫県Fさん写真提供)
晩秋から初冬の頃の 穏やかで あたたかな天気のことを「小春日和」といいます。「春」という言葉が使われていますが、11~12月頃の季節のことばです。
「亥の子の日」に暖房器具の用意をすると、火事にならないという習わしがあります。
※「亥の子の日」とは、一般的には 亥の月(旧暦の10月/今の暦の11月)の最初の亥の日のことをいいます。諸説ありますが、亥は陰陽五行説で火を制する水にあたることから、「イノシシ(亥)は火を逃れる」とされ、昔は「亥の子の日」に火を入れることで、家の防火を祈ったと言われています。
この他にも、関西地方では、「亥の子の日」に「亥の子もち」と呼ばれるおもちを作って、他の神様にお供えして いただく風習があります。亥の子餅は万病を防ぐと言われ、古く源氏物語に登場するそうです。
↑湖畔の紅葉のイラスト
紅葉が散りはじめ、北国からは 雪の便りが届きはじめます。
季節が秋から冬へと変わる時期に吹く、強く冷たい風を「木枯らし」と言い、「木枯らし1号」とは、その年に最初に吹いた木枯らしのことです。気象庁は、東京地方と近畿地方で、「木枯らし1号」のお知らせを発表しています。
空気が澄み、天体観測がしやすい時期です。
あったかい服に 衣替え。
毛糸玉のイラスト
新雪が輝く北穂高連峰(写真は兵庫県Hさん/11月上旬)
11月の屋久島は、晩秋でも 紅葉しない木が多く、深い緑の森が広がっています(写真は屋久島の白谷雲水峡/11月下旬)
晩秋から初冬にかけて、虹に出会うチャンスが増えます。寒気が流れ込んできて、日本海から雨雲がやってくるような時に虹が出やすいとのこと。タイミングがあえば、空を見上げてみてください。
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【 サイトマップより抜粋 】
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