百舌鳥・古市古墳群(Mozu-Furuichi Kofungun Ancient Tumulus Clusters)

祝 ユネスコ世界遺産登録(2019年7月)

仁徳天皇陵古墳

仁徳天皇陵は、墳丘長486m、周囲2.85kmの規模を誇る 日本最大の前方後円墳。エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦始皇帝陵と並び、世界三大墳墓に数えられています。5世紀中頃に造られたと言われ、陵域は 約46万4000㎡と、阪神甲子園球場の12倍もあります。

古墳の木々は常緑樹。ボランティアガイドの方によると、外側の堀の水量は、ため池から引く等して調節しているそうですが、内側の水は、湧き水で、野生のカモが暮らすほど、水が澄んでいるとのこと。

百舌鳥・古市古墳群(大阪府)

・古墳時代の最盛期(4世紀後半から5世紀後半)にかけて築造された、古代日本列島の王たちの墓群。

・百舌鳥エリア(堺市)には、仁徳天皇陵古墳(国内第1位)や履中天皇陵古墳(国内第3位)をはじめ、23基21件の古墳が世界遺産の構成資産として選ばれています。

・古市エリア(羽曳野市・藤井寺市)には、巨大な前方後円墳の応神天皇陵(国内第2位)をはじめ、26基24件の古墳が、世界遺産の構成遺産として選ばれています。


※このページの説明は、百舌鳥・古市古墳群の各種パンフレットとボランティアガイドの方の説明を参考にして、作成しています(2020年1月)