神戸ルミナリエ(Kobe Luminarie)

荘厳な 光の祭典


阪神・淡路大震災からの希望や復興の象徴として輝き続ける光の芸術作品。震災のあった1995年の12月から続いています。

「第30回神戸ルミナリエ」は、2025年1月24日(金曜)~2月2日(日曜)の開催予定です。

2024年より、過去の12月開催から1月開催に変更され、また、密集を回避するため、光の装飾が3か所に分散配置されていますので、ご注意ください。

その年の開催状況は、以下の神戸ルミナリエ公式サイトでご確認ください。

※以下は過去の作品を掲載しています。



第20回/2014年(白熱電球の最後の年)

第20回のテーマは「神戸 夢と光」。この2014年までは、白熱電球が利用され、あたたかみのある色合いでした。

直線道路上に配置される光の回廊「ガレリア」を進むと、終点の広場に「スパッリエーラ」という 巨大な光の壁掛けが現れます。

ちなみに、この白熱電球は、すべてイタリア製なんだそう。深みのある特別な色と輝きを放っています。

第21回/2015年

第21回のテーマは「心の中の神戸」。2015年から、すべての電球がLED化され、日本初の屋根付き回廊が登場したことで話題を呼びました。

頭上まで豪華な輝く回廊「ガレリア」

第22回/2016年

第22回のテーマは「光の叙情詩」。光の回廊「ガレリア」は約190メートルにもなり、30万個を超えるLEDが点灯されています。

クラウドファンディングによる寄付プロジェクトが初めて実施され、話題を呼びました。

第23回/2017年

2017年のテーマは「未来への眼差し(まなざし)」。 神戸開港150年、翌年が兵庫県政150周年となることを記念して、盛大な作品が設置されました。

LED電球数は、昨年を約10万個上回る約40万個、仲町通りの作品の総延長も 第20回までの長さに戻って約270mになっています。

2017年 世界一のクリスマスツリープロジェクト(兵庫県Kさん撮影)



第24回/2018年

2018年のテーマは「共に創ろう 新しい幸せの光を」。兵庫県政150周年の大きな節目となることを記念して、LED電球数も約51万個と過去最大規模となり、さらにパワーアップした作品が設置されています。

※2018年は兵庫県Tさん写真提供

第25回/2019年

2019年のテーマは「希望の光に導かれて、25年」

過去にない 新たな試みとして、東遊園地の光の聖堂「カッサアルモニカ」を包み込むように、高さ約21mの巨大ドーム状の作品が設置されています。

大規模で、総延長は 約270m、玄関作品のフロントーネは 高さ約22mの三連の門。第1回の開催時の白熱電球によるメモリアル作品も登場して話題になりました。

※2019年は兵庫県Kさん写真提供

第29回/2024年

コロナ禍で3年間中止されていましたが、2024年1月、4年ぶりとなる開催。第29回のテーマは「神戸、未来に輝く光」

開催時期が今までの12月から1月に変更され、会場を3か所に分散させた展示で混雑が緩和される等、一新されています。

↑例年の会場である旧居留地や東遊園地に加え、新たにメリケンパークにもルミナリエが出現。「光の回廊(ガレリア)」はメリケンパーク会場に移動しています。メリケンパークエリアは「元町駅」「神戸駅」から徒歩10分程度

※1枚目と2枚目の写真はメリケンパーク会場にて(神奈川県KMさん写真提供)

↑開催当初から会場となっている東遊園地エリアの「スパッリエーラ」

それまで、「元町駅」から一方通行で順路が定められていたのが、2024年は自由に見て回る形式に変わり、長い長い行列がなくなりました。東遊園地の最寄駅へは「三宮駅」から徒歩5~10分程度。

旧外国人居留地エリア(三井住友銀行神戸本部ビル前)では「光の看板作品」が展示されています。最寄駅は「元町駅」と「三宮駅」徒歩5~10分程度。

※東遊園地会場と旧外国人居留地会場の写真は、兵庫県Tさん写真提供)



コロナ禍での代替イベント

1995年12月から毎年開催されてきたルミナリエですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2019年から2022年の3年間は中止となり、代替イベントが開かれました。


2020年

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催以来、初めて中止に‥「光の装飾~想いをつなぐために」と題して、光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が静かに点灯されました。イタリアの照明デザイナーから寄贈された「希望のアーチ」が、常設の「1・17希望の灯(あか)り」を包むように輝いています。

2021年

新型コロナウイルスの影響で、2年連続の中止となりましたが、「ロソーネまちなかミュージアム」と題し、過去に アーチ型のガレリアの最終地点で輝いていた”ロソーネ”が展示されました。ロソーネはイタリア語で“バラ窓”を意味し、輝ける希望の象徴です。

2022年

残念ながら3年連続の中止となりましたが、「カッサアルモニカ/音楽の宝箱」と題し、ルミナリエのメインの一つ「カッサアルモニカ」がコンサートステージとなり、様々な音楽が奏でられました。

また、南京町広場では、400個以上の中国提灯がつるされる「南京町ランターンフェア」が開催され、南京町が穏やかな光で包まれ、多くの人でにぎわいました。

※兵庫県Tさん写真提供



※ その年の開催状況は、神戸ルミナリエ公式サイトでご確認ください2022年までは、12月上旬開催でしたが、2023年は12月には開かれず、翌年2024年1月の開催となりました。お出かけの方はご注意ください。

※このページは、兵庫県Tさん、兵庫県Kさん、神奈川県KMさんから写真提供いただき、作成しています。


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