コツメカワウソ(small-clawed otter)

ちかごろ大人気


カワウソ:ネコ目(食肉目)イタチ科

・東南アジア、南アジアに分布。

川などの水辺にくらし、泳ぎが得意です。イタチと違い、指の間に水かきがあり、なめらかな平たい尾をしています。

・カワウソのなかまは13種類いると言われますが、コツメカワウソは一番小さなカワウソで、体長45~61センチ程度。主なカワウソとしては、大きい順に、オオカワウソ、カナダカワウソ、ツメナシカワウソ、ユーラシアカワウソ、コツメカワウソとされます。

 



あたまや顔

あたまは平ら。耳が小さく、目の上とほほにヒゲがあります。

鋭い歯を持っています。

前あしと後ろあし

四肢の指に小さなツメ(爪)があり、「コツメカワウソ」という名まえの由来にもなっています。ツメがあることで、器用にモノをつかむことができます。

後ろあしには指の間に水かき(膜)があります。泳ぎが得意。

なめらかな長い尾があり、泳ぎに役立つだけではなく、川の泥をかき回し、獲物をつかまえることもできます。細長い胴体で、俊敏に泳ぎ回ります。

5月の最終水曜日は「世界カワウソの日」

カワウソは愛くるしい姿から、近年、ペットとして人気を集め、乱獲や環境破壊などが原因で、数が減少しています。

イギリスのInternational Otter Survival Fund(国際カワウソ生存基金)が、世界のカワウソ類の保全のため、5月の最終水曜日を「世界カワウソの日」と制定しています。

 

 

日本の動物園や水族館では、多くのところで、コツメカワウソを見ることができます。

※ このページの写真はニフレルと神戸どうぶつ王国と海遊館にて。

※説明は水族館の看板と「動物(小学館)」「動物(学研)」等より抜粋しています。



※意外ですが、ラッコはおなじイタチのなかまです。

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