ガジュマル(Banyan)

 柔軟性に富む 歩く木


ガジュマル気根を持ち、気根は枝から地面に着くと、そのまま根を生やし、幹のように変化していきます。元の幹が枯れると、新しい根の方に 少しずつ移動していく 生命力豊かな木です。

「御願(ウガン)ガジュマル」

(大石林山/沖縄本島北部)

岩山に気根を大きく垂らし、樹幹の周りの広さが日本一と言われる巨木。その生命力に圧倒されます。


パナリ島(新城島)

八重山の定期船が通わない小さな島には、深い伝統と 手つかずの自然が残り、ガジュマルの古木が並びます。


「大主(ウフシュ)ガジュマル」

(ガンガラーの谷/沖縄本島南部)

「大主(ウフシュ)ガジュマル」は、天然の鍾乳洞が崩れ落ちてできた谷間「ガンガラーの谷」のシンボル的存在です。

推定樹齢150年とされる「森の賢者」。谷間に根を下ろして成長を続ける長老の姿は圧巻です(高さは約20m)



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