白と黒の かわいいクマさん
日本では2024年現在、東京の恩賜上野動物園、和歌山のアドベンチャーワールドでパンダが飼育されています(2023年2月22日に上野動物園のシャンシャンと白浜アドベンチャーワールドの永明と桜浜と桃浜の3頭が中国に返還され、2023年12月に神戸市立王子動物園のタンタンも返還されました)
白浜アドベンチャーワールド(和歌山県)
アドベンチャーワールドは、パンダの飼育数では日本一を誇ります。繁殖・育成の技術力が高く、過去にたくさんの出産・子育てが成功しています。
↑上の写真は永明(エイメイ)1992年9月に中国で生まれ、繁殖目的で1994年9月に来園。「自然交配し繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」の記録を更新し続け、16頭ものパパとなりました。/上の写真は2015-2016年に撮影)
室内展示も屋外展示もあります。
※写真は優浜(姉のユウヒン)と良浜(妹のラウヒン)/白浜アドベンチャーワールド/2015-2016年)優浜は2018年中国に返還されています
神戸市立王子動物園で長年愛されたタンタン(兵庫県/2000年7月~2023年3月)
2000年7月、震災後の神戸を元気づけるために、中国からやってきてくれたタンタン。中国野生動物保護協会との協定に基づき、中国へ2020年に返還することになっていましたが、新型コロナや気候等の影響で延期されました。
その後、2021年に心臓の病気が見つかり、国内最高齢の28歳で、2024年3月31日に息を引き取りました。人間では100歳ぐらいに相当する長寿だったそうです。
ふだんは室内で過ごしていましたが、涼しく気候の良い日は、屋外に出ていることもありました。
特に桜の季節は、屋外に出ているタンタンを見に、たくさんの人が訪れていました。
一日6回に分けてエサを食べ、体調が良ければ、日中、お食事タイムの見学ができました。
※上の写真はすべて神戸市立王子動物園の旦旦(タンタン)
※上の写真は神戸市立王子動物園の様子
パンダは絶滅のおそれから、世界中で大切にされています。動物園での飼育数は、日本で多いことにびっくりします(上の写真は2015年のもので、現在の頭数とは異なります)
※パンダの日(10月28日):1972年10月28日に、日本で最初のジャイアントパンダの「カンカン」と「ランラン」が、中国から上野動物園(東京都)に到着したことにちなんで、上野動物園が制定。(この年の9月、中国と日本のあいだで国交が正常化したことを記念して、中国からおくられたものです)
※パンダ発見の日(3月11日)パンダが広く世界中に知れ渡るきっかけとなった日(1869年の3月11日、アルマン・ダヴィドというフランスの宣教師が中国を訪れていた時、パンダの毛皮を発見したそうです)
※ このページの説明は、各動物園の資料やホームページ、「動物(小学館)」「動物(学研)」「たのしいキリンのかいかた」「パンダ(フレーベル館)」より抜粋
※ このページの写真は 白浜アドベンチャーワールド と 神戸市立王子動物園にて。
パンダのいる動物園は、パンダの中国への返還によって変わりますので、最新の情報をお調べください。
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